欠航に伴って発生した余計な出費――例えば「今夜泊まるホテル代」や「振替先空港までの電車代」は誰が払うのでしょうか。ここは理由によって対応が明確に分かれます。
台風や降雪といった悪天候(不可抗力)が原因の場合、原則として宿泊費や目的地までの地上交通費は自己負担となります。航空会社に過失がないため、運送約束の解除または代替便の提供以上の法的義務が発生しないためです。ただし、翌日の振替便まで空港近くで待機せざるを得ない場合など、ANAが特例として一定額(上限数千円〜1万円程度)の補助を出すケースもあるため、案内を注視する必要があります。
対照的に、機材トラブルや会社都合のシステム障害で欠航し、当日中に目的地へ到達できなくなった場合は、ANAが宿泊費(上限額あり)や移動にかかった交通費を補償してくれます。領収書を必ず保管し、後日専用Webフォームから請求する流れとなります。