この急激な需要拡大を受け止める拠点として機能しているのが、「阿蘇くまもと空港新旅客ターミナルビル整備プロジェクト」によって誕生した新施設だ。世界的な建築家・坂茂氏が設計を手掛けたこのターミナルは、熊本県産の木材を惜しみなく使用したトラス構造が目を引く。
坂茂氏ならではの木造建築の機能美と環境調和型デザインは、利用者に静かで上質な空間を提供する。さらに旅客動線が綿密に計算されており、国内線と国際線のスムーズな乗り継ぎを実現。保安検査後のエリアには地元熊本の食や文化を体験できる店舗が立ち並び、単なる通過点を超えた滞在型ターミナルへと進化した。