敷地内に足を踏み入れた瞬間、誰もが息をのむ。全高約50メートルにも及ぶ巨大な実物大模型は、日本のモノづくりと夢の結晶だ。かつて日本の宇宙開発を一段上のステージへと引き上げた「H-IIロケット開発プロジェクト」の功績を形にしたこのシンボルは、下から見上げるだけで背筋が伸びるほどの威容を誇る。
館内に進むと、迫力満点の仕掛けが次々と目に入る。光や音、重力を五感で受け止めるインタラクティブな装置が並び、訪問者は自ら手を動かして物理の原理や宇宙の法則を体感できる仕組みだ。見る側の想像力を刺激し、知的なワクワク感を呼び覚ます演出は、大人にこそ響く深い味わいがある。