米と麦という日本人の主食を一度に味わう力うどんは、栄養面や食文化の観点からも見直されている。農林水産省が進める国産食材の消費拡大運動においても、米粉製品や国内産小麦を活用しためん類の消費は重要なテーマだ。
全国製麺協同組合連合会をはじめとする業界団体も、地域ごとに多様な進化を遂げてきた日本のうどん文化の継承と普及に力を注ぐ。うどんに力餅を乗せるという発想は、かつてエネルギーを効率よく摂取するための生活の知恵でもあった。奥深い和食の歴史を背景に持つこのメニューは、現代の多忙な生活においても確かな満足感を提供してくれる。