かつては接触すら叶わなかった兄弟関係に転機が訪れたのは、2008年9月に小泉純一郎氏が政界引退を表明したことがきっかけでした。政治的な制約が解かれたことで、まず動いたのが長男の孝太郎氏と次男の進次郎氏です。
孝太郎氏は以前から「自分たちにはもう一人の弟がいる」という事実を受け止めており、進次郎氏とともに佳長氏とのコンタクトを模索。純一郎氏からも「政界を退いた以上、子どもたちの交流を妨げる理由はない。会いたいなら自由に会いなさい」という言葉があり、兄弟3人での対面が実現しました。
初めて顔を合わせた際、3人はすぐに意気投合したといいます。特にファンの間でも話題となるのが、目元や笑ったときの口元、輪郭が驚くほど似ている点です。初対面でありながら血の繋がりを直感させる空気が流れ、空白の時間を埋めるように語り合いました。
その後、2013年には都内の料亭で純一郎氏と佳長氏の直接の再会が実現。純一郎氏は長年の苦労をねぎらい、「よくまっすぐ育ってくれた」と温かく迎え入れたと報じられています。現在では正月の集まりや誕生日など、節目ごとに3兄弟が集まって食事を共にするなど、極めて良好な兄弟仲が続いています。