上野台小学校を卒業した多くの子どもたちが進む先は、指定公立中であるふじみ野市立福岡中学校です。この小学校から福岡中学校への接続体制は極めて円滑で、6年生の秋から冬にかけて行われる部活動体験や中学校教員による出前授業など、「中1ギャップ」を解消するための小中連携プログラムが緻密に組まれています。
福岡中学校自体も部活動と学習指導のバランスが良いと評判の中学校であり、地域との繋がりを保ちながら思春期を過ごせる安心感があります。同じ小学校の仲間が多数揃って進学するため、進学時の心理的不安が極めて少ない点は、公立ルートを選ぶ最大のメリットと言えるでしょう。
一方で、近年の東武東上線沿線のトレンドを反映し、私立中学校や県立伊奈学園中学校、さいたま市立大宮国際中等教育学校などを目指す受検組が存在感を示している事実も見逃せません。川越や大宮、池袋方面への鉄道路線アクセスに恵まれていることから、高学年進級時に徒歩圏の進学塾(志木や上福岡・ふじみ野駅周辺)へ通塾を始める児童の割合は約3割に達しています。過熱しすぎない適度な熱意のなかで、受験組と公立進学組が互いに孤立せず尊重し合う空気があるのも、同校の隠れた美点です。