多忙を極める教員やイベント企画者にとって、指導案の作成と音源の確保は頭を悩ませるポイントです。文部科学省の学習指導要領改訂以降、表現運動・ダンス領域における「多様なリズムを捉えた踊り」の指導が求められていますが、その実践を支えているのがデジタルツールの進化です。
かつてはレクリエーションダンス音源CDの再生が主流でしたが、現在ではデジタル音源配信サービスの活用に加え、フォークダンス振付動画解説を用いた反転学習が普及しています。児童・生徒があらかじめタブレット端末で30秒から1分程度のショート解説動画を視聴し、要となるステップの感覚を掴んでから全体練習に臨むことで、練習時間を従来の約40%削減できたという実践報告も多数寄せられています。
小学校ダンス指導案を作成する際は、以下のステップ構成を基本テンプレートとすることで、指導未経験者でも淀みない授業運営が可能です。
①導入(曲の背景紹介と手拍子によるリズム合わせ:5分)
②展開前段(足のステップ単体の反復:10分)
③展開後段(円陣隊形での全体合わせ・パートナー交代のシミュレーション:15分)
④まとめ(通し練習と振り返り:10分)