サンリオキャラクターを巡る「怖い話」や「都市伝説」がネット上で定期的にバズるのは、サンリオが持つ完璧なファンタジー性と、現代のネットカルチャーが好むダークユーモアのギャップにあります。
サンリオの世界はどこまでも平和で無害だからこそ、少しの文脈のズレ(食べ物の名前をした友達、お尻のしるし、無表情に見える瞬間など)を見つけると、ネット民はそこに「裏設定」や「サイコパス性」を見出して大喜利を始めてしまいます。
特筆すべきは、サンリオ公式側もそうしたネットの悪ノリを頭ごなしに否定せず、絶妙な距離感でコンテンツのフックとして昇華させている点です。公式Xで意味深に見えるカットをあえて投稿し、ユーザーがツッコミを入れる余白を残す高度なSNSマーケティングが、プリンくんたちの愛され度をさらに高めています。