栽培者の多くが「大切に育てていたのに突然枯れてしまった」と頭を抱えるトラブル。その決定的な原因の第1位は、気温低下時の過剰な水やりによる「根腐れ」です。
モリンガは水分を地下の太い塊根に蓄える性質を持っています。気温が下がる秋以降、モリンガは休眠準備に入り、根からの吸水スピードが激減します。それにもかかわらず夏と同じペースで水を与え続けると、土中が常に湿った状態になり、根が呼吸できなくなって腐敗してしまいます。茎の地際が黒ずんでブヨブヨと柔らかくなっている場合、すでに根腐れが進行している深刻なサインです。
もし葉がしおれて根腐れの兆候が見られたら、直ちに水やりをストップし、風通しの良い明るい場所に移動させて土を完全に乾燥させてください。地上部が落葉しても、塊根の芯が生きていれば春に再び新芽を吹く可能性があります。腐った枝先は清潔なハサミで切り落とし、乾かし気味に保ちながら春の萌芽を待ちましょう。