数ある都内のシネマコンプレックスのなかで、なぜユナイテッド・シネマ アクアシティお台場が指名され続けるのか。その答えは、映画の世界へ文字通りダイブする「フィジカルな没入設計」にあります。
最大の目玉は、Screen 13に導入されている3面マルチ上映システム「ScreenX」です。正面のメインスクリーンに加え、左右の壁面にも連動した映像が投影され、最大270度のパノラマ視界が観客を包み込みます。従来のワイドスクリーンでは捉えきれなかった空間の奥行きや広大な風景、激しいチェイスシーンにおいて、視界の境界線が消失する感覚は圧巻です。現地で鑑賞した映像クリエイターの男性(30代)は「空間全体が映画のテクスチャに染まるため、視覚的な情報量が圧倒的。一度この視界を味わうと、通常の平面スクリーンに戻った際に物足りなさを感じる」と証言しています。
さらに、Screen 8に配備された体感型アトラクションシアター「4DX」が体験価値を強固に支えています。映画のシーンに合わせて前後・左右・上下に激しく駆動するモーションシートをはじめ、風、水しぶき、香り、スモーク、さらには雪や嵐を模した特殊効果が完璧にシンクロ。映画を「鑑賞する」受動的なエンタメから、劇中の世界を「サバイブする」能動的なライド体験へと変貌させます。臨海副都心という非日常的なロケーションも相まって、鑑賞前後の高揚感を途切れさせない舞台装置として機能している点が、多くのファンを惹きつける最大の要因です。