Q1:作曲を担当した織田哲郎さんはどのような経緯でこのメロディを作ったのですか?
A1:織田哲郎氏は当時、他のプロジェクト向けに疾走感のあるポップロックのデモテープを作成していました。そのデモを聴いた制作陣が「ZARDの坂井泉水に歌わせたら素晴らしい化学反応が起きる」と直感し、急遽ZARDのシングルとして採用されました。織田氏の生み出すキャッチーで高揚感のあるコード進行と、坂井さんの清涼感あふれるボーカルが見事に合致した結果です。
Q2:坂井泉水さんはレコーディング時、歌詞にどのようなこだわりを持っていましたか?
A2:坂井さんは言葉の響きや母音の抜け感に極めて強いこだわりを持っていました。「負けないで」というフレーズひとつをとっても、何度もテイクを重ね、聴き手に最も柔らかく届く発音をミリ単位で調整しています。レコーディングスタジオに何日もこもり、納得がいくまで歌詞の微調整を繰り返した逸話が数多く残されています。
Q3:なぜ発売から30年以上経った今でも高校野球や学校行事で使われ続けているのですか?
A3:リズムが明快でマーチングやブラスバンドにアレンジしやすい音楽的構造に加え、歌詞に特定の時代を象徴する流行語やギミックが含まれていないためです。普遍的な青春の情景と「信じる心」を描いたリリックは、どの世代の若者が歌っても違和感がなく、日本の学校教育やスポーツ文化に自然に溶け込んでいます。