夜の不気味な声の正体は?フクロウ鳴き声の真相と種類別の聞き分け方

夜の不気味な声の正体は?フクロウ鳴き声の真相と種類別の聞き分け方

夜の不気味な声の正体は?フクロウ鳴き声の真相と種類別の聞き分け方に関する知りたいポイントを初心者にも親しみやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

一口にフクロウと言っても、日本国内に生息・飛来する種や飼育下で見られる種によって、発する音色や周波数は劇的に異なります。ネット上でも「自宅裏で恐ろしい声がした」と話題になるケースの大半は、種ごとの鳴き分けパターンを知ることで即座に正体を特定できます。

フクロウの鳴き声の種類を正しく把握するために、日本国内で確認される代表的なフクロウ類の発声パターンと生物学的特徴を以下の比較表に整理しました。

鳥の種類鳴き声の聞きなし・特徴音主な時間帯・活動期生物学的な鳴き声の意味フクロウ(本種)「ボロスケ・ホウホウ」「ウッ・フッフ・グルッ・ホー」日没後〜深夜(11月〜3月に活発化)オスの縄張り防衛、メスへの求愛連絡アオバズク「ホッ、ホッ」「ホッホッ、ホッホッ」と規則的日没後〜未明(5月〜8月の夏鳥期)社寺林や大木での営巣テリトリー宣言コノハズク「ブッキョホウ(仏法僧)」と金属的な響き初夏〜夏の深夜(山間部中心)繁殖期のテリトリー主張(声の仏法僧)メンフクロウ「ギャーッ」「シューッ」という強烈な裂傷音通年(※外来・飼育個体の逸出や施設)激しい威嚇、侵入者排除、幼鳥の催促フクロウ幼鳥(全般)「ピュー」「ジェー」「キーキー」5月〜7月の夜間(巣立ち直後)親鳥への給餌要求(飢餓アピール)

日本野鳥の会などのフィールド調査記録によると、在来種のフクロウによる典型的な「ホーホー」という鳴き声は、古くから「ボロスケ・ホウホウ(襤褸着て奉公)」という聞きなしで親しまれてきました。穏やかで重厚な響きが特徴ですが、外敵が接近した際の威嚇の鳴き声は一変します。クチバシを激しく打ち鳴らす「カチカチッ」というクラッキング音に加え、「グワァーッ」「ギャウ」という濁った威嚇音を絞り出し、体毛を逆立てて相手を牽制します。

また、ペットとしても人気が高いメンフクロウの鳴き声は、初見の人間を最も驚かせる声の一つです。彼らは「ホーホー」とは一切鳴かず、空気の抜けるような「シューッ」という警戒音や、夜の静けさを切り裂く「ギャーッ」という絶叫を放ちます。この叫び声を知らずに耳にした住民が「事件ではないか」と警察へ通報する事例も実際に報告されています。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。