Q1:爪の黒い線が1本だけあるのですが、すぐに皮膚科へ行くべきですか?
A1:線が細く(1〜2mm以下)、色の濃さが均一であれば良性の爪甲色素線条の可能性が高いですが、成人に新しく生じた場合は自己判断が困難です。スマートフォンのカメラで日付とともに爪の写真を撮影し、1〜2ヶ月で幅が広がる・色が濃くなるなどの変化が見られる場合は、迷わず皮膚科を受診してください。
Q2:足の爪の黒い筋は、靴の圧迫による内出血とどう見分けますか?
A2:内出血(爪下血腫)の場合、黒い斑点は爪の根元から先端へと爪の伸びに合わせて移動し、数ヶ月で消失します。一方、根元から先端まで途切れずまっすぐ伸びる縦線が何ヶ月も同じ場所に固定されている場合は色素線条や腫瘍の可能性があるため、専門医によるダーモスコピーでの鑑別が推奨されます。
Q3:皮膚科で行われるダーモスコピー検査は痛いですか?費用はどれくらいかかりますか?
A3:ダーモスコピー検査は、特殊な光学レンズを爪の表面に当てて拡大観察するだけの非侵襲的な検査であるため、痛みは一切ありません。保険適用となり、3割負担の場合で初診料と合わせて数千円程度で受けることができます。
Q4:爪のメラノーマはどのような治療を行いますか?爪を剥がす必要がありますか?
A4:確定診断のための生検や、悪性腫瘍としての治療を行う場合は爪の一部または全体を切除する必要があります。早期のメラノーマであれば、指の機能を残す部分切除術が選択されることが一般的です。進行度に応じて、センチネルリンパ節生検や薬物治療が組み合わされます。