「make out」は恋愛スラングとして有名ですが、格式ある英語辞典であるMerriam-WebsterやCambridge English Dictionaryを開くと、句動詞(Phrasal verb)として複数の重要語義が記載されています。試験英語やビジネスシーンでは、スラングとは全く異なる意味で登場します。
1. 「見分ける・聞き取る・理解する」(Discern / Understand)
視界が悪い状況で看板を見分けたり、雑音の中で相手の言葉を聞き取ったりする際に用いられます。否定文や「can / could」を伴うケースが目立ちます。
- I can barely make out what he is saying.
(彼が何を言っているのか、かろうじてしか聞き取れない / 理解できない。) - Can you make out the sign in the dense fog?
(濃霧の中であの標識が見分けられますか?)
2. 「小切手・請求書・書類を作成する」(Write out / Complete a form)
公式文書や金融手続きにおいて、受取人の名前や金額を記入して書類を作成する際に使われるビジネス英語です。
- Please make out the check to the company name.
(小切手の宛名を会社名宛てに作成してください。) - The invoice was made out incorrectly.
(請求書が誤って作成されていました。)
3. 「何とかやっていく・成功する」(Manage / Fare)
特定の状況や困難に対して、どのように対処したかを尋ねるカジュアルな会話表現です。
- How did you make out on your job interview?
(採用面接の手応えはどうだった?)