彼の底知れぬ強さの根底には、亜細亜大学硬式野球部時代に叩き込まれた徹底的な基本姿勢と精神力がある。「1球に対する執着心」を身体に染み込ませた日々が、現在のプレッシャーがかかる局面での冷静な判断力を支えている。
プロ入り直後に立ちはだかった病魔や大怪我は、並のアスリートであれば挫折してもおかしくないほどの試練だった。しかし、彼は下を向かなかった。グラウンドに立てる喜びをエネルギーに変換し、過酷なトレーニングを黙々とこなす日々。泥臭くとも最後には勝利を掴むという大学時代からの信念が、復活劇の確固たる土台となっている。