2018年5月26日、東京・青山葬儀所にて営まれた告別式には、歌謡界の関係者のみならず、1万人を超えるファンが参列し、会場周辺は色とりどりのペンライトと「ヒデキ!」コールで包まれました。
参列者の涙を誘ったのは、1970年代から共に時代を築き上げてきた「新御三家」の盟友、野口五郎さんと郷ひろみさんによる弔辞でした。
野口五郎さんは震える声で手紙を読み上げ、「秀樹、お前が先に逝くなんて嘘だろ。僕たちはいつもお互いを意識し、ライバルとして、兄弟として走ってきた。秀樹の分も僕が歌い続けるからな」と号泣しながら語りかけました。郷ひろみさんも「僕のライバルは生涯、秀樹だけでした。君がいたから僕はここまで走ってこられた」と、戦友への深い敬意と喪失感を吐露しました。
競い合い、互いを高め合ってきた新御三家の固い絆が浮き彫りになったこの瞬間は、昭和歌謡史におけるひとつの大きな時代の区切りとして、多くの人々の心に深く刻まれました。