横浜という街を守るために結ばれた休戦協定と協力関係も、物語が核心に迫るにつれて過酷な試練を迎えています。中島敦や芥川龍之介ら次世代を担う若き異能者たちの成長が描かれる傍らで、組織のトップである福沢諭吉と森鴎外の過去にまつわる因縁も再び色濃く影を落とし始めました。
個々の局地戦から、横浜全域、さらには世界のパワーバランスを左右する一大抗争へとシフトしていく中で、両組織が支払わなければならない犠牲の大きさが現実味を帯びてきています。春河35先生の圧倒的な筆致で描かれる緊迫の表情描写が、キャラクターたちの追い詰められた精神状態を生々しく物語っています。