無料施設でありながら、提供される体験コンテンツのクオリティは民営牧場を凌駕する水準にあります。ただし、各プログラムには厳格な定員とタイムスケジュールが設定されているため、事前の仕組み理解が欠かせません。
名物となっている牛の乳搾り体験は、衛生管理と家畜福祉(アニマルウェルフェア)の観点から体験人数が厳密に制限されています。体験希望者は園内の情報館や受付カウンターで配布される当日整理券を確保しなければなりません。土日祝の午前中に枠がすべて埋まってしまうケースが頻発するため、開園直後のアプローチが鉄則です。
室内で実施されるバター作り体験は、生クリームの入った容器をリズミカルに振り続け、脂肪球が固まる科学的プロセスを五感で学ぶ大人気講座です。子どもから大人まで夢中になれる構成で、参加費数百円程度の実費のみで体験できます。持ち帰りや試食の楽しさも手伝い、リピーターが後を絶ちません。
さらに子どもたちの憧れであるポニー乗馬体験は、概ね3歳から小学生以下(体重制限あり)を対象に実施されています。スタッフが手綱を引いてトラックを周回するため、乗馬デビューの幼児でも安心感があります。一方、小動物コーナーでのやぎ・羊への餌やりや橋の上からの観察は予約不要で楽しめるため、整理券が取れなかった時間帯の受け皿として重宝します。
遊具広場にそびえ立つローラーすべり台は、パークのもう一つのシンボルです。斜面を活かした全長約60メートルのロングコースはスリル満点で、展望デッキからの絶景と爽快感を同時に味わえます。子どもたちが何度も丘を駆け上がっては滑り降りる姿が見られ、遊具単体でも半日は遊べる求心力を持っています。