倉敷のデカ盛りシーンを語る上で外せないのが、地元民から「聖地」として崇められる名店の看板メニューです。初見の客が思わず言葉を失うほどのインパクトを放つ、代表的な3大爆盛りメニューの実態に迫ります。
まず筆頭に挙げられるのが、水島エリアに鎮座する「喜楽園(きらくえん)」のデカ盛りラーメンと山盛り炒飯です。同店の象徴とも言える名物みそラーメンは、通常の丼ではなく特大のすり鉢で運ばれてきます。麺の上にうずたかく盛られたモヤシは標高20cmを超え、スープを含めた総重量は容易に2kgに達します。さらに圧巻なのが炒飯大盛りで、大きめの皿の上にドーム状の米がまるで巨大な岩山のように鎮座し、一般的な中華料理店の3〜4人前相当が一気に提供されます。
続いて洋食部門において語り継がれているのが、倉敷のデカ盛りオムライスです。郊外の喫茶店や洋食店で提供されるチャレンジ級のオムライスは、チキンライスだけで米3合以上を使用し、ふんわりと焼き上げた特大の卵シートと濃厚な自家製デミグラスソースが皿一面を満たします。スプーンを入れた瞬間に広がる重量感と、終盤に訪れる濃厚ソースの満腹中枢刺激は、歴戦のチャレンジャーたちをも唸らせる迫力です。
そして倉敷駅前・美観地区至近の老舗「名代とんかつ かっぱ」の倉敷大盛りも外せません。サクサクに揚がった極上とんかつに甘辛い秘伝タレが絡み、そこに添えられる大盛りご飯はまさに昔話に出てくるようなマンガ盛りスタイル。観光客だけでなく、地元ビジネスパーソンや学生の胃袋を長年満たし続けています。