ニューヨーク市内に本拠地を置く2つのチームは、地理的な位置関係だけでなく、歴史、カルチャー、チームカラーにおいて実に対照的です。両チームの全体像を整理すると、その違いが鮮明に浮かび上がります。
ニューヨーク・ニックスは、1946年のNBA創設時からマンハッタンに存在するオリジナルチームのひとつです。チームカラーのブルー&オレンジはニューヨーク市の公式旗に由来し、まさに「街の象徴」として何世代にもわたりニューヨーカーに愛されてきました。地元ファンの熱量はリーグ屈指で、試合の勝敗が翌朝のタブロイド紙の1面を飾るほどです。
一方のブルックリン・ネッツは、ニュージャージーからの移転を経て2012年にブルックリンへやってきました。ブラック&ホワイトのモノトーンを基調としたミニマルなデザイン、ヒップホップカルチャーとの密接な融合、新世代の都市住民を巻き込んだブランディングが特徴です。古くからの重厚な伝統よりも、現代的なファッショナブルさを前面に押し出しています。