曹洞宗とは?開祖道元の教えと臨済宗との違い・葬儀作法まで徹底解説

曹洞宗とは?開祖道元の教えと臨済宗との違い・葬儀作法まで徹底解説

曹洞宗とは?開祖道元の教えと臨済宗との違い・葬儀作法まで徹底解説の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でまとめました。

家庭で曹洞宗の仏壇をお祀りする際、配置の基本ルールを押さえておくことで、日々の供養を正しく行うことができます。

仏壇の正しい三尊配置(飾り方)

曹洞宗の仏壇では、最上段の中央に本尊である「釈迦牟尼仏(座像の釈迦如来)」を安置します。そして、本尊を挟む形で左右に「両祖」の掛軸を配するのが正式な飾り方(一仏両祖)です。

  • 中央(本尊):釈迦如来(釈迦牟尼仏)
  • 向かって右側(脇侍):高祖・道元禅師(承陽大師)
  • 向かって左側(脇侍):太祖・瑩山禅師(常済大師)

お位牌は、ご本尊の姿が隠れないよう一段低い段の左右に、古い先祖の位牌が向かって右側、新しい位牌が左側になるよう順に並べて安置します。

日々の勤行で読まれる経典:『修証義』と『般若心経』

曹洞宗の法要や日課の読経で最も親しまれているのが、『般若心経(はんにゃしんぎょう)』と『修証義(しゅしょうぎ)』です。

『修証義』は、明治時代に道元禅師の大著『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)』全95巻のエッセンスを抽出し、在家信徒が日々の生活の中で実践できるように全5章(序分・懺悔滅罪・受戒入位・発願利生・行持報恩)31句に編纂された経典です。「生を明らめ死を明らむるは仏家第一の大事なり」という名文から始まり、人生の苦悩にどう向き合い、他者へいかに善行を施すか(利他行)が平易な日本語の漢文訓読調で説かれています。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。