Q1:痒みが全くないのに足の皮がボロボロ剥がれるのは放置しても治りますか?
A1:単なる軽度の乾燥や摩擦による剥離であれば、入浴後の徹底した保湿と足への負担軽減によって数週間で自然治癒することがあります。しかし、汗疱の慢性化や掌蹠膿疱症、あるいは自覚症状のない角化型水虫である場合、放置すると病変が足裏全体に拡大したり亀裂から細菌が侵入して蜂窩織炎(ほうかしきえん)を引き起こす恐れがあるため、改善しない場合は放置せず皮膚科を受診してください。
Q2:皮膚科で顕微鏡検査を受けて「水虫ではない(陰性)」と言われたのに皮がむけ続けるのはなぜですか?
A2:真菌検査が陰性である場合、汗腺の機能異常による汗疱状湿疹、金属や靴の素材による接触皮膚炎、ビタミン・ミネラル代謝異常、あるいは剥脱性角質融解症などが考えられます。また、受診直前に市販の水虫薬や殺菌薬を塗布していた場合、一時的に菌が検出限界以下になって「偽陰性」となるケースもあります。薬を一定期間中止した上で再検査を行うか、湿疹・角化症の治療プロトコルへ切り替える必要があります。
Q3:めくれて浮き上がっている足の皮を手で引っ張って剥がしても良いですか?
A3:絶対に無理やり引っ張って剥がしてはいけません。角質がまだ正常な表皮と結合している部分まで無理に引き裂いてしまい、出血や真皮層の露出、細菌感染(二次感染)を招く原因になります。気になる浮いた皮は、清潔な眉用ハサミなどで根元から慎重にカットし、その上からワセリンや保湿軟膏をたっぷり塗布して保護してください。