実際にこのサイトを利用しているユーザーや、中国語圏の情勢を追う国内外のウォッチャーはどのような評価を下しているのでしょうか。国内外のコミュニティやSNS上で見られる禁聞網の評判とネットの反応を検証すると、極端な二極化が浮き彫りになります。
中国国内から命がけでアクセスする反体制派や越境ネットユーザー(翻墻者)からは、「国内の公式発表の嘘を暴くための代替情報源として不可欠」「地方で起きた暴動や汚職事件の初動を把握するのに重宝する」といった一定の評価が寄せられています。特に、大手通信社が取り上げないような地方都市のミクロな抗議行動の動画リンクなどは、現場の空気を知るための貴重な手がかりとして扱われています。
一方で、客観的な情報分析を重視するジャーナリストや一般のネットユーザーからは、厳しい指摘が相次いでいます。「トップニュースの半分が中南海の権力闘争に関するオカルトじみた憶測記事」「共産党崩壊論が10年以上同じトーンで繰り返されており、分析としての精度が低い」「開いた瞬間に怪しげなカジノ広告やVPNソフトのダウンロードが迫られて不快」といった声が目立ちます。一次情報の宝庫としての側面と、扇情的なアジテーション媒体としての側面が同居している点が、利用者の共通した実感です。