三重高校を語るうえで外せないのが、全国トップクラスの輝きを放つ部活動の躍進です。とりわけ三重高等学校野球部の甲子園における戦歴は、県内外の高校野球ファンに深く刻まれています。2014年夏の全国高校野球選手権大会における準優勝をはじめ、春・夏の甲子園に幾度となく出場。専用の野球場や室内練習場といったプロ顔負けのトレーニング施設が整えられており、規律ある集団行動と緻密な戦術野球が伝統として継承されています。
さらに近年、全国的な脚光を浴びているのが三重高等学校ダンス部「SERIOUS FLAVOR(シリアスフレーバー)」です。全国高校ダンスドリル選手権大会や各種ストリートダンスコンテストで幾度も全国制覇・上位入賞を果たし、地元イベントやメディアへの出演でも知られています。その一糸乱れぬフォーメーションと高い表現力は、部員たちの自主的な練習運営と徹底したチームワークから生み出されています。
こうした部活動の隆盛は、多数のアスリートや表現者を社会に送り出してきました。三重高校出身有名人には、元プロ野球選手の水野雄仁氏(読売ジャイアンツ等)をはじめとする球界の重鎮や現役プロ野球選手、Jリーガー、オリンピアン、さらにはアナウンサーやタレントまで多士済々な人材が名を連ねています。
2026年6月の三重県高等学校総合体育大会(県総体)においても、陸上競技、ソフトテニス、弓道など多数の運動部が上位を独占し、東海大会や全国インターハイへの切符を獲得しました。同月には母校で教育実習を行う卒業生による「高校生の自分に伝えたいこと」と題したHR講話が実施されるなど、部活動と学業の第一線で戦った先輩たちの経験値が後輩へとダイレクトに還元される教育的循環が確立されています。