中島の御茶屋の起源は、江戸時代の宝永4年(1707年)に遡ります。徳川第6代将軍・徳川家宣が庭園の大改修を行った際に造営され、歴代の徳川将軍や皇族、公家たちが園内の景勝を愛でながら接待や休息を行った由緒ある舞台です。
現在の建物は昭和58年(1983年)に当時の絵図や資料をもとに忠実に復元された数寄屋造りで、水面に張り出すように設計されています。四方の障子が開け放たれた広間からは、都内唯一の海水を引いた「潮入の池」が一望でき、東京湾の潮位変化によって水位や水面の揺らぎが刻一刻と変化する自然の妙を堪能できます。