隙間テープの施工において、貼り付ける前の「下処理」が仕上がりと持続期間の8割を決定づけます。サッシ表面には目に見えない油分、ホコリ、結露による微細なカビが付着しており、そのまま貼り付けると数日で粘着面が浮き上がってしまいます。
基本となる窓の隙間テープ貼り方の手順は以下の通りです。
まず、無水エタノールや中性洗剤を薄めた水でサッシの貼付面を入念に拭き上げ、完全に乾燥させます。次に、隙間のサイズを正確に測定します。粘土や小さく丸めたアルミホイルをサッシに挟んで窓を閉めることで、実際の「隙間のミリ単位の厚み」を正確に割り出すことが可能です。
賃貸住宅に住んでいる場合、退去時の原状回復費用を防ぐために賃貸窓隙間テープ跡が残らない工夫が欠かせません。サッシのアルミ枠や木枠に直接強力粘着テープを貼ると、剥がす際に粘着剤が固着して糊残りが発生します。これを防ぐためには、「弱粘着のマスキングテープ(養生テープ)」を下地として貼り、その上に隙間テープを重ね貼りする2重工法が最も安全です。
もし既存のテープが劣化して固着してしまった場合は、無理に爪や金属ヘラで削るとサッシに傷がつきます。市販のシール剥がし剤やドライヤーの温風を当てて粘着剤を軟化させ、プラスチック製スクレーパーでゆっくり剥がすのが、サッシを傷めない窓隙間テープ剥がし方の鉄則です。