ファンが最も待ち望んでいる「連載再開の時期」と「単行本第51巻の発売日」については、どのような見通しが立っているのでしょうか。少年マガジン公式無料漫画アプリ「マガポケ」における掲載履歴と、単行本化のストック状況を詳細に精査すると、明確な構造が見えてきます。
まず、本誌休載前までにマガジン本誌およびマガポケで掲載された最新話は、第616話(通算414話)「Fin⑳」です。単行本第50巻には第600話前後までが収録されているため、実は未単行本化のエピソードが約16話分、ページ数にして単行本1冊分以上のストックとして既に存在しています。
にもかかわらず、なぜ第51巻が発売されないのか。その理由は日向氏独自の単行本制作方針にあります。日向氏は、雑誌掲載時の原稿をそのまま単行本にまとめることを良しとせず、毎巻数十ページ単位で大規模な加筆修正やコマ割り・セリフの再構成を行います。現在、その単行本用加筆作業がストップしているため、未収録話が存在しながらも第51巻の刊行スケジュールが確定できない状態が続いているのです。
編集部が公式に発表している新刊案内を追跡しても、直近の発売予定リストに第51巻のタイトルは挙がっていません。しかし、講談社関係者の証言やこれまでのマガジン長期休載作家の復帰パターンを照らし合わせると、作者の健康状態が一定の基準をクリアし、単行本1冊分の修正が完了した段階で、「第51巻発売と同時に短期集中連載でクライマックスを描き切る」というシナリオが極めて有力視されています。
一方、アニメの続編(第2期)については、現状では実現のハードルが極めて高いと見ざるを得ません。前述の通り、第1期制作時における原作者とのクリエイティブな摩擦が存在したことに加え、映像化に足る未アニメ化の原作ストックが中途半端な位置で止まっているためです。アニメの続編が動き出すとすれば、原作漫画の連載が正式に再開され、物語の着地点が完全に定まった後になる見込みです。