芸能界において「劇団系事務所」は薄給になりがちというイメージを持たれがちですが、ワハハ本舗のマネジメントおよびギャラ配分システムには合理的な特徴が存在します。
チケットノルマの廃止と透明性の高い配分
多くの小劇団が若手劇団員に重い「チケットノルマ」を課して活動を圧迫させるのに対し、ワハハ本舗は動員規模の大きさを活かした組織運営を行っています。関係者の証言によると、テレビ出演やCM出演のギャランティ配分率は大手事務所と比較してもタレント側の取り分が適正に設定されており、看板タレントが長年残留する大きな理由の一つとなっています。
若手育成と「過激さ」の時代のギャップ
一方、若手芸人・劇団員の評判を見ると、時代特有の課題も浮かび上がります。コンプライアンスが厳格化した現代において、喰始が培ってきた「何でもありの過激な下ネタ・裸芸」をテレビメディアでそのまま披露することは困難です。
そのため、若手はYouTubeやTikTokなどのネット配信、ギネス世界記録への挑戦(チェリー吉武など)、専門的なライブパフォーマンスなど、自らの武器を自律的に開発することが求められています。