国が進めてきたGIGAスクール構想により、児童一人ひとりにタブレット端末が普及して久しい。しかし、それをどう活用するかは各自治体や学校の裁量に委ねられている。
高田小学校が示しているのは、ICTを単なる「調べ学習の道具」から「価値創造のツール」へと昇華させた姿だ。子どもたちは日常的に動画編集ソフトを使いこなし、直感的に3Dデータを操作する。
技術は手段に過ぎない。大切なのは、その技術を使って「誰に何を届けたいか」という目的意識だ。デジタルネイティブ世代だからこそできるアプローチで、地域の歴史というアナログな資産に新しい命を吹き込んでいる。