1991年にテレビ朝日を退職しフリーとなって以降も、彼女の躍進は止まらなかった。日曜朝の看板討論番組『サンデープロジェクト』では、田原総一朗をはじめとする一癖も二癖もある論客たちが飛び交う激論の場を、卓越した仕切り手腕で見事にコントロールし、名キャスターとしての評価を決定づけた。
フリーアナウンサーの先駆けとして活躍したその姿は、女性アナウンサーのキャリア形成においても大きな道標となった。局アナという組織の枠組みを超え、自らの意思と言葉で報道の現場に立ち続けた彼女の生き方は、多くの働く女性たちに勇気を与えたのである。