冷凍食品は体に悪い?危険度ランキングと安全な商品の見分け方

冷凍食品は体に悪い?危険度ランキングと安全な商品の見分け方

冷凍食品は体に悪い?危険度ランキングと安全な商品の見分け方に関する基本知識をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

ネット上で議論される「危険度」をフードサイエンスの視点から整理すると、注意すべき商品は明確に分類できる。単一の食材を凍結させた野菜や刺身ではなく、工場で高度に調理加工された一部の惣菜商品にリスクが集中的に潜んでいるのだ。

健康上の懸念が高いカテゴリーのトップに挙げられるのが、低価格を売りにした「衣の厚い揚げ物系冷凍食品」である。大量生産の過程で繰り返し使用された油脂や、油脂の硬化プロセスで生じるトランス脂肪酸は、悪玉コレステロールを増加させ心疾患リスクを高める要因として世界的に警戒されている。さらに、冷めても味付けを濃く感じさせるために過剰な食塩が使用されている点も無視できない。

ランキングの第2位に該当するのは、濃縮されたソースやタレが多用されているグラタンやパスタ、ハンバーグなどの複合調理品だ。これらには風味を整えるための化学調味料や増粘剤、着色料が組み合わされており、脂質と糖質の過剰摂取に繋がりやすい。一方で、急速凍結されたブロッコリーやほうれん草、枝豆などの単一野菜類は、保存料不要で栄養価も維持されているため、健康リスクは極めて低い位置づけとなる。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。