大きな転機となったのは、2019年4月に放送された『有吉反省会』(日本テレビ系)での衝撃的な告白でした。番組内で彼女は、周囲が触れづらかったタブーをあっけらかんと打ち破り、「顔をいじっています」と自ら明言しました。
報道各社の取材データおよび本人の発言から判明している具体的な整形箇所は、主に「目」と「鼻」です。
- 目元の施術:14歳の埋没法に始まり、目頭切開や二重幅の修正を複数回実施。幅の広い並行二重を形成し、ハーフ系の大きな瞳を作り上げました。
- 鼻の施術:鼻筋を高く見せるためのプロテーゼ挿入やヒアルロン酸注入、鼻尖形成などを実施。一時期は眉間からまっすぐに立ち上がるようなシャープなラインを描いていました。
なぜ、隠し通すこともできた事実をあえて公表したのか。その整形告白の理由の根底にあったのは、芸能界の熾烈な競争が生んだ深刻なメンタルの摩耗でした。
デビュー直後から「第2のローラ」としての振る舞いを業界からもファンからも過剰に求められ、本来の物静かで読書やアートを好む素の自分と、テレビで求められるハイテンションなタメ口キャラとの乖離が限界に達していました。心に生じた巨大な空洞と強い不安を埋める代償行為として、「もっと完璧な顔になれば、自信が持てるのではないか」とプチ整形や注入施術を短期間で繰り返してしまったと述べています。
鏡を見るたびに不自然に膨らんでいく顔立ちに対し、自ら「一時期は完全にアバター状態になっていた」と自虐的に語るほど、当時は客観的な美の基準を見失っていました。嘘を重ねて生きる息苦しさから脱却し、本来の自分を取り戻すための通過儀礼こそが、あの赤裸々なカミングアウトでした。