Q1:熱がある時、アイスクリームやプリンを食べても本当に大丈夫ですか?
A1:熱のピーク時や喉の痛みがひどく他のものが食べられない段階であれば、極めて有効なエネルギー源になります。特に卵や乳成分を含むプリンやアイスは、少量で高カロリーとタンパク質を補給できます。ただし、胃腸炎を伴う下痢の症状がある場合や、解熱期に入った後は消化器を冷やしてしまうため、常温のゼリーやおかゆへ移行してください。
Q2:風邪の時の水分補給として、スポーツドリンクと経口補水液のどちらを選ぶべきですか?
A2:高熱による大量の発汗や、嘔吐・下痢を伴う場合は、電解質濃度が高く糖分が控えめな「経口補水液」が医学的に適しています。一般的なスポーツドリンクは糖分濃度が高く浸透圧の関係で吸収速度が劣るほか、下痢を悪化させるリスクがあります。スポーツドリンクしかない場合は、白湯で2倍程度に薄め、少量の食塩(ひとつまみ)を加えて飲むと吸収効率が上がります。
Q3:風邪の治りかけに急激に食欲が出てきた場合、ラーメンやカツ丼を食べてもいいですか?
A3:避けるべきです。熱が下がっても、消化器官の粘膜機能や消化酵素の分泌能が平常レベルに戻るまでには解熱後48〜72時間程度かかります。ここで急激に高脂質・高塩分の食事を摂取すると、急性胃腸炎や消化不良による発熱のぶり返し(二次的な体調悪化)を招くリスクが極めて高くなります。まずはうどんや煮込み雑炊に鶏肉や魚をプラスする程度に留めてください。
Q4:子供が風邪の時に水分すら嫌がる場合、どう対処すればいいですか?
A4:スプーン1杯(約5ml)ずつ、またはスポイトやストローを使って数分おきに少量ずつ口に含ませる方法が効果的です。また、市販の経口補水液ゼリーを冷凍庫で凍らせてシャーベット状にしたり、リンゴ果汁100%ジュースを少しずつ与えるのも有効です。半日以上排尿がない、泣いても涙が出ない、ぐったりして視線が合わない場合は脱水症が深刻化しているため、食事での対処を諦め直ちに小児科を受診してください。