ソーシャルメディア(X、旧Twitter)や知恵袋、金融系コミュニティに寄せられた数千件の口コミを定性分析すると、ユーザーの声は明確に「利便性への支持」と「経済的メリットの喪失に対する落胆」に二分されています。
ネガティブな意見として最も目立つのは、やはり実質的な獲得ポイントの激減に関する嘆きです。
「以前は毎月数千ポイント貯まっていたのに、今は数百ポイントにも届かない。還元率0.5%だと、1万円使っても50円分しか戻らない計算。これなら還元率1.0%の普通のクレジットカードをタッチ決済で使ったほうが遥かに手軽で得」(30代会社員・男性)
「他社のクレカがポイント対象外になり、PayPayカードを作らざるを得ない雰囲気が嫌。完全にSoftBankグループの囲い込みに巻き込まれている感覚が強く、使うのをやめた」(40代主婦・女性)
一方で、依然として肯定的な評価を下している層の意見も見逃せません。
「個人経営の飲食店や地方の個人商店、病院など、PayPayしか使えない場所が圧倒的に多い。ポイント還元目的ではなく、財布を持たずに生活するための『デジタル現金』として割り切って使っている」(20代フリーランス・男性)
「LINEグループでの割り勘機能や、友人同士での即時送金機能は圧倒的に使いやすい。決済還元はおまけと捉え、送金インフラとして残している」(30代公務員・女性)
現場の実態として言えるのは、「ポイントを稼ぐお得な決済手段」としての価値は大きく損なわれたものの、「現金の代替となる社会インフラ」としての利便性は依然としてトップクラスであるという事実です。この役割のギャップを理解していないユーザーほど、強い失望感を抱く構造になっています。