Q1:幹にテッポウムシの穴を見つけましたが、薬剤を使わずに退治する方法はありますか?
A1:木くずが出ている穴に細い針金を差し込み、内部を探って幼虫を物理的に刺殺する方法があります。手応えがあれば駆除成功ですが、トンネルが曲がりくねっていると針金が届かない場合があるため、確実性を期すなら園芸用のノズル式スプレー殺虫剤の注入を併用するのが賢明です。
Q2:庭木の幹にペンキを塗って傷口を保護しても大丈夫ですか?
A2:市販の油性ペンキや建築用塗料を塗るのは絶対に避けてください。有機溶剤や化学成分が植物の形成層組織を壊死させ、カルスの再生を妨げます。傷口の保護には、植物ホルモン(オキシ酸等)や殺菌剤が適切に配合された園芸専用の「癒合剤(トップジンMペーストなど)」を使用してください。
Q3:幹が空洞になってしまっても、木は生き続けられるのでしょうか?
A3:幹の中心部(心材)が空洞化しても、外周部の形成層と辺材が生きていれば、水分や養分の供給は維持されるため枝葉を茂らせることは可能です。ただし、構造的な強度は著しく低下するため、強風時に幹からへし折れる危険性が跳ね上がります。支柱による補強や、樹冠を小さくして風圧を減らす剪定などの安全対策が必要です。