栄光の頂点に立ちながらも、崩壊の足音は静かに忍び寄っていた。過密なスケジュール、海外進出への高い壁、そしてメンバーそれぞれの精神的疲弊。1997年、ボーカルのTOSHIが脱退を表明したことで、バンドは突如として解散の道を選ばざるを得なくなった。あまりにも急な終幕に、世界中のファンが打ちひしがれた。
さらに悲劇は重なった。解散からわずか数ヶ月後の1998年5月、HIDEが33歳の若さで急逝したのである。カリスマギタリストの突然の死は社会全体に計り知れないショックを与え、バンドの再結成は永久に不可能だと思われた。全盛期のまばゆい光は、あまりにも深い影を残して一度幕を閉じたのだった。