部屋の品格を高めるアンティークカーテン選びにおいて、プロが最も重視するのは「部屋の光と生地の重量感のバランス」だ。状態の良い本物のアンティークカーテンは非常に希少でデリケートなため、実用性と装飾性の見極めが欠かせない。光を優しく取り入れたいリビングにはシアー感のあるレースや薄手の刺繍生地を選び、書斎や寝室には重厚なドレープ生地を合わせるのが基本だ。
また、窓のサイズに対してあえて丈を少し長めに仕立て、床に生地をそっと溜める「ブレイクスタイル」を取り入れることで、ヨーロッパの邸宅のようなエレガントな余裕を生み出せる。生地の傷みや日焼けの進行を防ぐため、裏地(ライニング)の加工が施されているかどうかもチェックすべき重要なポイントである。