県内の高校野球は、主に春・夏・秋の3大公式戦を軸に動いています。富山県高野連が発表する組み合わせトーナメント表は、毎回ファンの間でも大きな議論を呼びます。
まず4月から5月にかけて行われる富山県高校野球春季大会は、冬のトレーニングの成果を試す場であり、夏のシード権を争う前哨戦です。ここで上位に進出したチームが夏の第1シード、第2シードを獲得するため、各校とも序盤からエース投手を惜しみなく投入します。
そして7月の富山県高校野球選手権大会。ノーシードの実力校がどのブロックに入るかによって、序盤から強豪同士が激突する「死のブロック」が形成されることもしばしばです。リアルタイムで更新される富山県高校野球速報の数字以上に、球場の風向きやベンチの空気感が勝敗を分けます。
新チームで挑む富山県高校野球秋季大会は、翌春のセンバツ甲子園へと直結する極めて重要な大会です。県大会の上位校は北信越地区高校野球大会への出場権を獲得し、福井、石川、長野、新潟の強豪と甲子園出場枠をかけて腕を競い合います。