結論から言うと、個人規模であっても「ビジネスモデルの設計次第で十分に利益を出すことは可能」です。ただし、「服を作って並べれば売れる」という甘い見通しで挑む場合、利益どころか赤字在庫の山を抱えることになります。
個人ブランドで利益を出している事業者の多くは、原価率を25〜35%前後にコントロールし、中間マージンを排除したD2C(Direct to Consumer)型で販売しています。大手アパレルのような大量生産によるコストダウンは狙えませんが、広告費をかけずにSNSでファンと直接つながることで、高い営業利益率(15〜30%)を確保する構造を確立しています。一方で、単にトレンドを追っただけの量産型アイテムは価格競争に巻き込まれ、わずか数ヶ月で立ち行かなくなるケースが目立ちます。