ドッジボールが単なるレクリエーションから厳密な競技スポーツへと昇華した要因は、日本ドッジボール協会が策定し、愛知県小学生ドッジボール連盟および県協会が運用する公式ルールの存在です。1チーム12名(ジュニアは8名編成など)、5分間1セットのマッチの中で、コート内のデッドラインやファウル判定はミリ単位で厳格に管理されています。
白熱する試合の公平性を保つ屋台骨となっているのが、定期的に開催される愛知県ドッジボール審判講習会です。ボールが身体をかすめたか否かのタッチ判定、ワンバウンド後の処理、頭部へ直接当てるヘッドアタックの反則見極めなど、超高速展開の中で下されるホイッスルには高度な動体視力とルール理解が求められます。
講習会では座学によるペーパーテストと、実際のミニゲームを通じた実技指導が行われます。大会出場チームには公認ライセンス保持者の帯同が義務付けられているケースが多く、保護者やコーチ陣が汗を流して審判技術を磨く姿は、愛知のドッジボール界を支える重要な日常風景となっています。