宮崎あおいのビジュアルの魅力を語る上で欠かせないのが、作品ごとにガラリと印象を変える歴代のヘアスタイルです。
彼女のヘアスタイルの変遷を振り返ると、常に時代のトレンドを先取りし、時にはトレンドそのものを創り出してきた歴史が見て取れます。
【ベリーショート〜ショートボブ期】
映画『EUREKA』や『初恋』(2006年)で見せた少年のような無垢なショートヘア。一切の装飾を削ぎ落としたスタイルでありながら、際立つ目鼻立ちとフェイスラインの美しさが際立ち、ミニマリズムの極致とも言える透明感を放っていました。
【ハチヘア・ウェーブロング期】
『NANA』で見せた明るめトーンのゆるふわパーマ。ハーフアップやお団子アレンジなど、2000年代中盤の「ガーリーレトロ」なファッションと完璧に調和し、当時の美容室でオーダーが殺到する現象を起こしました。
【ナチュラルボブ・マッシュ期】
映画『ソラニン』(2010年)や『神様のカルテ』(2011年)などでの自然体のボブ。前髪を重めに揃えたマッシュベースのシルエットは、飾らない等身大の女性像を象徴し、ナチュラル系カルチャーの代表格として広く愛されました。