観光列車「あめつち」の名称は、日本最古の仮名文字の手習い歌とされる歌「あめつちの詞(ことば)」に由来しています。「天(あめ)・地(つち)」という言葉は、古事記の冒頭「天地の初発の時」にも通じ、神話と自然が深く息づく山陰の原風景を象徴するネーミングです。
ベースとなった車両は、国鉄時代から全国のローカル線で親しまれてきたディーゼルカー「キハ47形」。この頑丈な気動車を大胆にリノベーションし、2両編成のプレミアムな観光列車へと生まれ変わらせました。外観は山陰の澄んだ空と日本海をイメージした「紺碧色」をベースに、山並みとたなびく雲を表現したシルバーとゴールドのラインが走り、上品で落ち着きのある佇まいを見せています。