SNSや口コミサイトを精査すると、初めて来園する人々が陥りがちな典型的な誤解が浮かび上がってきます。その最たるものが、「ジブリパークのチケット予約がないと公園に行っても何もできない」という言説です。
実際には、北口広場のロタンダ風ヶ丘にある物販・カフェ店舗、各所に配置されたキッチンカー、大芝生広場周辺の無料休憩所などは、チケットの有無にかかわらず誰もが利用できます。園内を巡回する「ネコバス」を模した電動低速モビリティ(APM)が走行する景観を眺めたり、緑豊かな自然環境を散策したりするだけでも、十分に非日常の空気感を味わうことが可能です。
しかし、そこで別の落とし穴として浮上するのが、愛・地球博記念公園のランチやカフェを巡る供給不足問題です。大手グルメサイトやSNSのリアルな声を見ると、次のような切実な投稿が後を絶ちません。
「12時過ぎにカフェへ行ったら長蛇の列で、注文まで45分待たされた」「園内のレストランが混みすぎていて、小さな子どもがお腹を空かせて泣き出してしまい途方に暮れた」。
園内の常設飲食施設はキャパシティに限界があり、ランチタイム(11:30〜13:30)には注文窓口に長蛇の列ができます。公園側もキッチンカーの出店数を増強していますが、週末のピーク時には需要が供給を大幅に上回ります。この問題に対する現場目線の解決策はシンプルです。「最寄り駅や自宅周辺でテイクアウト弁当や軽食を調達し、持参して芝生広場で食べる」こと。これが、混雑ストレスを最小限に抑え、タイムロスを防ぐための鉄則です。