ネット掲示板やSNS上では、時に「ニコニコ超会議はオワコン化したのではないか」「YouTubeやTikTokに押されているのではないか」といった懐疑的な言説が見受けられます。しかし、客観的な動員データや収支構造、協賛企業の顔ぶれを分析すると、その実態は大きく異なります。
確かに、黎明期のような「アングラなネット身内ノリ」から、大手企業や省庁、自治体が参画する「マス向けの巨大カルチャーエキスポ」へとイベントの性質は変容しました。しかし、2026年現在も来場者数は高水準を維持しており、ネット総来場者数は数千万人規模に達しています。
単なる動画配信の枠組みを超え、「ネットの世界を地上に再現する」という唯一無二のコンセプトが、バーチャル全盛の時代だからこそ逆に強い物理的価値(フィジカルな体験価値)を生み出しています。「ネットの噂」と「現場の熱量」の間にある決定的なギャップは、一度でも幕張メッセの会場へ足を運べば即座に実感できます。