近年、彼がテレビ番組で見せる「スイーツ好きなチャーミングなおじさん」や「バラエティ番組でのリアクション芸」という親しみやすい姿は、かつての孤高のロックシンガー像を知るファンに大きなショックを与えた。この激変ぶりに対して「テレビ局や事務所に操られているのではないか」「精神的なバランスを崩している」という声が上がったことも事実だ。
しかし、これは彼が自らの手で獲得した「生き残り戦略」であり、リハビリテーションの一環でもあった。過酷な重圧に満ちたヴィジュアル系ロックのアイコンを脱ぎ捨て、等身大の自分として笑い、歌うこと。それはMASAYAから洗脳されていた時代には絶対に許されなかった「自由な自己表現」の横顔だ。かつての自分を覆っていた神話性を自ら破壊することで、彼は暗い過去の呪縛から自身を解き放とうとしている。