メディアで絶賛される一方で、SNSや5ちゃんねる、各種レビューサイトには現場を体験した者たちの赤裸々な本音が渦巻いています。単なる持ち上げ記事では見えてこない、現場の実態を検証してみましょう。
SNS上での好意的な投稿を見ると、「行列に並んでいる間は心が折れそうだったが、最初の一口をすすった瞬間に全ての苦労が吹き飛んだ」「黒胡椒のガツンとした刺激が中毒になる」「家族でシェアしたが、子どもから年配の親まで結局みんな釜バターの奪い合いになった」といった、味のパンチ力に対する高い満足度が際立っています。
その一方で、低評価をつけるユーザーの声に耳を傾けると、讃岐うどん巡り特有の構造的ギャップが浮かび上がります。
「2時間近く並んで店内に入ったら、客が詰め込まれていて落ち着いて味わう余裕が全くなかった」
「夏場の行列は直射日光が厳しすぎる。熱い釜バターを食べる前に熱中症になりかけた」
「出汁醤油を入れすぎてしまい、しょっぱくてバターの味が消えた。適量がわかりにくい」
こうした生の不満点は、いずれも「味そのもの」よりも「過酷な行列環境」と「食べ方の作法を知らないことによる失敗」に起因しています。特にだし醤油は少量でも塩分が強いため、最初は控えめにかけ、味を見ながら足していくのが現場取材から得られた絶対の鉄則です。