「太陽の光に当てておけばすぐ乾く」。そんな昔ながらの経験則が、通用しにくくなっている。2026年現在の都市部では、局地的な気流の変化とアスファルトの照り返しにより、ベランダ周辺の湿気が停滞しやすい。気温が35度に達していても、湿度が70%を超えれば水分の蒸発速度はガクンと落ちる。
紫外線による除菌効果を期待して屋外へ干したものの、夕方になっても生乾きのまま。それどころか、大気中の微小粒子や突発的な雷雨の不安に怯えるハザードの方が大きくなっているのが実情だ。外干し一択の時代は終わりを告げたと言っていい。