小さな子どもを持つ保護者から頻繁に寄せられるのが、「パンの耳は離乳食としていつから与えてよいのか」という疑問です。管理栄養士や小児科ガイドラインの知見をもとに、安全な取り入れ方をまとめました。
結論として、パンの耳をそのままの形で与えるのは、奥歯が生えそろい噛み潰す力がしっかり備わる離乳食完了期(生後12〜18ヶ月頃以降)が目安です。
離乳食初期〜中期(生後5〜8ヶ月頃)のパン粥には、消化吸収が良く柔らかい「白いクラム部分」のみを使用するのが原則です。パンの耳は繊維が固く、噛み切れずに喉へ詰まらせる窒息リスクがあるためです。離乳食後期(9〜11ヶ月頃)であっても、耳を使う場合は細かく刻んでスープやミルクで完全にクタクタになるまで煮込む必要があります。また、市販のパンの耳には塩分や油脂が含まれているため、与える量や味付けの濃さには十分配慮してください。