レスリングのマットの上で汗を流し、世界中の強豪をなぎ倒していた頃の吉田沙保里氏は、ノーメイクで髪を後ろで結んだ、まさに「戦うアスリート」そのものだった。機能性を最優先したその姿は、多くの日本人に感動を与えた。
しかし、引退後の彼女はテレビのバラエティ番組、情報番組のコメンテーター、さらにはファッション誌のモデルまでこなすマルチなタレントへと転身した。カメラの前に立つ機会が激増したことで、彼女を取り巻く環境は一変する。プロのスタイリストやヘアメイクアーティストの手によって、彼女の隠れた魅力が次々と引き出されていったのだ。この環境の変化こそが、彼女のビジュアルが洗練された最大の要因であることは間違いない。