テストや実務の現場で最も誤用が多いのが、形が酷似している動詞のペアだ。ここは理屈を超えて、セットで脳内に叩き込んでおく必要がある。
代表格が "rise"(上がる・自動詞)と "raise"(上げる・他動詞)だ。「物価が上がる」は "Prices rise" であり、"Prices raise" とすると「物価が何かを引っ張り上げる」という奇妙な意味になってしまう。
同様に "lie"(横たわる・自動詞)と "lay"(横たえる・他動詞)、"sit"(座る・自動詞)と "seat"(座らせる・他動詞)も定番の陥し穴だ。日本語でも「倒れる(自動詞)」と「倒す(他動詞)」、「落ちる(自動詞)」と「落とす(他動詞)」のように、語尾のパターンに着目することで識別スピードは格段に上がる。